意外な食べ物が精力をアップさせる

がっつり肉を食べたからといって、男性機能がアップするわけではありません。
じゃあ何が元気にしてくれるのでしょうか?
 食べたい食品のキーワードは「滋養強壮」「血液サラサラ」

男性の元気のもとはビタミン、ミネラル、アミノ酸に多く含まれています。お肉がNGというより、食事全体の質やバランスを重視して多く摂りたいのがこちら。

■男性機能に欠かせない【亜鉛】
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男性の元気のためには常識かのように言われる【亜鉛】。
生体機能に重要な役割を持ち、精子をつくるなど生殖機能やホルモンの合成にも関係しています。不足すると性欲減退のほかに前立腺障害や疲れやすさ、うつ病にもつながると言われている大切な酵素です。

お酒を飲みすぎると亜鉛は排泄されてしまいますので気を付けましょう。

亜鉛を多く含む食材・・・牡蠣、ビーフジャーキー、煮干し、豚レバー、ココア、松の実、海苔、牛の赤身、パルメザンチーズなど

■滋養強壮のための【タウリン】
 肝臓に溜まった中世脂肪を出すなど肝機能を高めるほか、新機能の増強にも効果があり、動脈硬化や高血圧、むくみを予防すると考えられています。栄養ドリンクに多く含まれることで知られ、タウリンが不足すると男性由来の不妊症になるという報告もあります。
タウリンを多く含む食材・・・カキ、イカ、タコ、ハマグリなどの魚介類など
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■血行をよくする【アルギニン】

男性が元気になる為には大切な所に血液が十分に流れることが大切。アルギニンは一酸化窒素を産生し、血液がかくちょうされて血流がよくなります。成長ホルモンの分泌を促進し、精液の80%を占める成分としても知られています。Natural products containing plant and animal proteins.

※タバコが男性機能によくないといわれるのはニコチンが血管を収縮させるためです。
多く含む食材は・・・鶏肉・マグロ・海老・大豆製品・アーモンドやごまなどのナッツ類など
 大阪大学大学院の研究により「レスベラトロール」というブドウやピーナッツの皮に含まれるポリフェノールも、同じく一酸化窒素を増加させることでEDを改善することがわかっています。

■粘膜を保護することでも役立つ【ムチン】
いわゆる、「ネバネバ食材」のムチンは、mig
肝臓・腎臓の機能を高める作用があります。タンパク質の吸収を助けて疲労回復にも役立ち、食物繊維のはたらきで血液もサラサラにするほか、粘膜を保護するはたらきもあって「うるおい」には欠かせません。女性も積極的に摂りたいですし、男性の大事なところにも粘膜の部分があるので積極的に食べたいですね。

多く含む食材は・・・山芋、オクラ、納豆、モロヘイヤ、ナメコなど


■性欲を誘発するため、禁止にする宗教もある?【アリシン】
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特にニンニクに多く含まれるアリシンは、疲労回復、抗酸化、血流改善効果が知られています。また、ニンニク、ネギ、ニラ、アサツキ、ラッキョウを「五葷」(ごくん)といい、陰陽五行という考えの中では「淫」などを好むといわれています。臭気成分が強く、精力を付け興奮作用があり神経を刺激するため、欲が出て修行の妨げにならないよう禁止されている宗派もあります。この考えに則っていうなら、「五葷」はほどほどにしておいた方がよいですね。
多く含む食材は・・・ニンニク、ネギ、ニラ、ラッキョウ、タマネギなど

■下半身を鍛える運動も大切!
健康の為にも、適度な運動は習慣にしたいですね。アメリカデューク大学の調査では、一日30分の早歩きを週に4回、もしくは同等の運動習慣のある男性は、そうでない男性に比べてEDのリスクが65%低いことがわかっています。
※ただ、過激なサイクリングは血行不良になる可能性も指摘されているのでご注意を!
そして、やっぱり最後は・・・・・・「男性をたてる」思いやりのある女子力がキーになってくるのではないでしょうか。デリケートな男性が日々晒されているストレスやプレッシャーから解放されてリラックスできるように、アロマなどの香りを使う、軽いマッサージをしてあげるなど、愛する女性からいたわりや優しさを感じることが男性にとって何よりの元気のもとではないでしょうか。
 食事を気遣うのはもちろん大切ですが、好きなものを美味しく食べることもストレスを溜めないためには大切なことなので、今回あげた食品は毎日の食生活の中で意識しながら、無理のない範囲で取り入れてみてください。

投稿者: glow編集者

1975年3月21日生(41歳)。東京都出身。 自分自身が悩んでいたカラダの不調や変化を調べていくうちに多くの同年代の方に情報を提供したいと思い、動き始めた。

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